2011年5月31日火曜日

BRM423千葉600km(銚子)→(茂木) 前半戦

■スタート前
エントリーリスト120名中、スタートラインに並んだのは29名。
そりゃ、2日間雨の予報だから仕方ないですね…。
始まる前から既に伝説のブルベの悪寒予感がします。
自分と、一緒に出走したH氏はこれに今年前半のシュペールランドヌール、つまりパリ・ブレスト・パリの出場権がかかっているため、そう簡単に諦めるわけにはいきません。
知り合いの一人は受付したもののスタートすることなくDNF。
スタートする我々を見送ってくれました。
アホ見物だったのでは?という疑問は心の中だけに留めておこう…。

■Start~PC1
千葉ブルベではおなじみの、南下コース。
序盤は平坦ですが、PC前に鹿野山が待ち構えています。

ただ、こちらからの登りは距離が長い分、斜度が緩いです。
さして苦労もなく登りきり、下ってPC1へ。

てっぺんのマザー牧場の駐車場前からは天気が良ければ東京湾を眺望できるビューポイントなのですが、
この日は雨に靄って何も見えませんでした。

PC到着も予定の時間通り。
ただ、序盤にしてはちょっと飛ばしすぎな感はありました。

仮眠のためと、体に鞭打って、15分休憩でPCを飛び出します。

■PC1~PC2
こちらも千葉ブルベではすっかりおなじみ。
館山に抜けるのに丘越えルートが何パターンかありますが、一番イージーな、
もみじロード~横根峠~しいたけ村のコースでした。

ビンゴバーガーがちょうど開店10分前くらいだったのですが、雨では寄る気もせず、そのままスルー。
7時スタートで道の駅三芳が10:50なのだから、特別速いわけじゃないよな、
と皮算用しつつ、館山から緩い丘を越えて南房白浜のPC2に到着しました。

予定に少し先行しています。
この時点で一緒に走っているH氏が少し遅れがちなのが気になってはいました。
と言ってもタイム的なものではなく、3,4人の集団とのスピード差が出ず、
それほど速い集団ではないのに、先行しては追いつかれたりの繰り返しなのがちょっと意識の端っこに引っかかっている程度でした。
しかも、自分がアホみたいに飛ばしては交差点で止まって後続を待つことを繰り返していたので、
集団もなかなかのペースだなくらいにしか思っていませんでした。

■PC2~PC3
房総半島の再南端を回り込み、鴨川まで海岸線沿いを走り、
鴨川有料で房総山中に入っていく、これもおなじみのコースです。

ここでH氏の不調が明らかに。
大して飛ばすわけでもないのにズルズルと遅れ始めました。

う~ん、ここまでの丘陵地帯で無理させすぎたか…。

鴨川くらいでは、雨も止み空が明るくなるような時間帯もありましたが、
このまま上がってくれという期待も虚しく、
房総有料で山に入ると止みそうもない梅雨の降りが続きます。

PC3はミニストップなので、屋内のテーブルで休むことができます。
が、買い物をして外にふらっと出てしまったり、自分も本調子ではなく注意力散漫な週末でした。

それでも平坦区間だったおかげで、時間的には多少アドバンテージを広げることができました。

■PC3~PC4
三石山を登って、大多喜の山の中を九十九里の一宮に抜けるコース。
標高はスタート地点に比べてかなり失うので、
タイムを稼げる区間に勘違いするのですが、
アップダウンの激しい難区間です。

この区間で、まだ200kmも走っていないのに、Edge705がローバッテリー状態に。
どうやらバックライトをつけた状態だったみたいです。
あわてて充電器を接続しました。

そんなトラブルもあり、貯めこんだ時間を放出。
予定より20分近く遅れて九十九里の海岸線に到着。

多めに休憩を取り、大盛りパスタを食べました。
出発時点で、予定に対して30分の遅れでした。

■PC4~PC5
九十九里をしばらく北上し、途中で成田方面へ折れ、はにわ街道を通って、成田の北を目指すステージです。
はにわ街道は登り基調なものの、スピードは出るはずのコースです。

が、PCを出てしばらくするとH氏が遅れ始めます。
聞くと、どうも頭痛がしている様子です。
サンライズ九十九里の高架下で雨宿りしながらH氏を待っていましたが、
追いついてきたH氏はリタイヤするとのこと。

まだまだ先は長く、雨に打たれ続けなければなりません。
不調を感じたらリタイヤは当然の選択肢ですね。

リタイヤポイントからは、大網街道を帰るのが近道なのを二人で確認し、H氏は少し戻って大網街道方面へ。
自分は単独で成田を目指します。

だいぶ後ろの方を走っているので、速い人に追いつく見込みはありません。
追いつくのは自分よりペースが遅い人なので、後ろについてはペースが落ちるばかりです。
ここは自分の立てたプランとの戦いだと腹を決めて、マイペースで進みます。

はにわ街道はそれなりに交通量のある道で、日も落ちた後雨の中走っていると
対向車のヘッドライトに幻惑されたり、トラックが猛烈な勢いで脇を抜けていったりと、
なかなかにデンジャラスです。

PCに着くまでに何人かパスしますが、到着時点で影の自分には+15分。
だいぶ取り戻しはしましたが、まだビハインドが大きいです。

それでも次の区間も平坦路のはずなので、次で追いつくつもりで、PCを出発しました。

■PC5~PC6
PCを出てすぐ、充電器が脱落してしまいました。
充電器を入れる袋を、フロントバッグのようにNITTOのバーにタイラップ止めしているのですが、
口が横を向いてるため振動で落ちてしまったのです。
口を上にしないとダメですね。
当たり前の話ですが、横の方が収まり良く見えたので思案なしに取り付けたのが間違いでした。

仕方ないので、レインコートの中に充電器を包んだビニール袋を入れ、下ろしたチャックからコードを出して走行しました。

利根川を渡ると、漆黒の田園地帯が続きます。
雨のせいで道路上のギャップが見えず、注意力が必要な走行が続きます。
自然、平均速度も落ちてしまいます。

途中、お腹に入れていた充電器のコードが抜け、前輪に絡まるトラブル発生。
緊急停止して、状況を確認しますが、ホイールにダメージなし、コードも無事、で事なきを得ました。
充電器まわりはコードの取り回し、防水を再考する必要がありそうです。

そんなこんなで、この区間では全くタイムが稼げず、行方のPCでは影の自分に15分追いつきませんでした。

■PC6~PC7
行方を出た後は340km地点で一度コースアウトし、水戸に向かいます。
仮眠場所に決めていた御老公の湯に向かいますが、コースから2,3kmと目算していたのが、実は5,6kmありました…。
ここで4時間の休憩予定を3時間に減らせば、影の自分に追いつけますが、目の前に燦然と輝くルートインの看板に吸い寄せられ、
気がつけばコンフォートシングルのベッドの上でした(笑

後半戦に続く…

2011年5月28日土曜日

BRM423千葉600km(銚子)→(茂木)に行ってきます

雨予報ですが…。
雨中走行を覚悟して、行ってきます。
水濡れは怖いですが、GalaxySも同行させ、ツイート、Latitudeで現在位置をお知らせします。

びしょ濡れブルベは一昨年の静岡以来だなぁ。

2011年5月27日金曜日

BRM423千葉600km(銚子)→(茂木)タイムテーブル

勝手な思い込みで各PCの通過予定時間を計算してみました。
PC6~PC7の間、水戸の近くで仮眠含め4時間の休憩予定です。
水戸付近までにどのくらい時間の余裕ができているかが鍵ですね。



週末は雨予報、仮眠してまた濡れた服を着るのは嫌なので、ジャージの着替え一式をサドルバッグに入れました。
濡れたジャージは仮眠場所近くのコンビニから自宅に発送してしまおうと思っています。

着替えでスペースを取られた機材類は、ツールボトルに入れてボトルケージに一部分散させ、1Lのボトル1本で臨もうと思います。

このブルベを完走すればSR。ようやくフランス行きの権利取得です。

2011年5月26日木曜日

欲しいスマートフォンの恣意的な機能比較



AUの夏モデルで自分が注目しているスマートフォンの、自分が重要視している機能の比較をしてみました。

名称G'z oneXperia acro
型番IS11CAIS11S
CPUMSM8655 1GhzMSM8655 1Ghz
メモリROM 1GB/RAM 512MBROM 1GB/RAM 512MB
画面3.6inch 800X4804.2inch 854X480
防水・防塵×
国際ローミングGSMは通話のみ
ANT+対応×(予定なし)
バッテリ1460mAh1500mAh
OS2.32.3

自分としては、やはりアウトドア(自転車)で使うことが前提となります。
両者で目だって違うところは、画面の大きさと解像度、防水・防塵性能、国際ローミングアクセス対応かな。
普通の人が普通に使うにはXperia acroに軍配が上がりそうです。
が、ブルベで使うにはやはりG'z oneですね。

ANT+に対応していないのが玉に瑕ですが、国際ローミングに完全対応しているのは心強いです。
PBPに参加しても、向こうのSIMカードを買う必要はありません。
特にフランスでは海外ダブル定額が適用されて、20万パケット(24MB)/日までは1980円/日。それを越えても2980円/日。
海外で携帯を使うことを考えるとまあ許容範囲の値段じゃないでしょうか。

今と同じ、Edge705とスマートフォン2刀流スタイルならANT+対応には目をつぶることもできますし。

ああ、買ってしまおうかなぁ。

2011年5月23日月曜日

BRM521宇都宮300km

今回もSRを目指すJ女史のアシストでの出場でした。
20時スタートで猪苗代湖を周回して帰って来るルートのため、コース中一番標高がある湖畔を一番気温が下がる夜明けごろに通過することになります。
寒さ対策が鍵だとふんで、サドルバッグはORTLIEBの大にしました。

修理用の機材は距離が短いので、予備タイヤは持参せず、換えチューブも一本のみにしました。
空いたスペースにレスキューシート、トゥーカバー、インナーグローブ、ウインドブレーカー、レインジャケットを入れ、寒さ対策はばっちりです。

服装も、レッグウォーマーをつけ、上はメリノウールのジャージに夏用ジャージを重ね着するスタイルでスタート。
スタート直後は、厚着の上になかなかいいペースのため、暑いくらいでした。

汗をかくと、後で冷えて寒くなるので前を開けて風を通しながら走りました。
ちょっと過剰かな?とも思いましたが、那須高原あたりから気温が下がり始め、丁度よい感じになりました。

コースは大した登りもないスピードコース。
こんなオーバーペースでいいのかな?と思いつつ、帰りは下り基調だから大丈夫だろうと楽観視して突き進みます。

さすがに猪苗代湖への登りはしっかりしたヒルクライムでそれなりに手こずりましたが、それでも14時間代が目指せそうないいペースで、折り返しのPC3に到着しました。
しかし、ここでトラブル発生。
先週のブルベでは大活躍だった充電専用のケーブルが、通用しません。

充電器をエネループのUSB出力付充電器から、コンビニで売っている安物の電池式充電器に替えたせいか、PC接続と認識されてしまい、電源がOFFになってしまいます。
結局、予備として持ってきた普通のコードを使うことで解決しましたが、いろいろやっているうちに30分くらいロスしてしまいました。
アシストが足引っ張ってどうすんねん…。

edge705の充電はエネループのUSB出力付充電器と充電専用ケーブルが正解のようですね。
今回はマウントが楽な充電器にしましたが、マウント方法の改善で対処すべき問題ですね。

ようやく復路につき、行きは苦労した勢至堂トンネルへの登りも、帰りは猪苗代湖の方がスタート地点の標高が高いため、思ったより楽にクリア。
次のPCで、冬用のメリノウールジャージを脱いでサドルバッグに仕舞いました。
ORTLIEBのバッグは大容量で、調節も効くので本当に重宝します。

後は下り基調のはず、と宇都宮に向かいますが、ここからが意外に苦戦でした。
次々に現れるなかなかの登りに足は止まり気味、後ろからは時折ため息が聞こえてきました(笑

どうやらこのコース、行きは緩やかな登りと斜度のある下りで構成されていて、帰りは当然、斜度のある登りと緩やかな下りになり、PC間では結果標高を失っても、かなり登りがきつかったイメージになるようです。

那須高原からの下りに入るまでに、ちょっとタイムを失いましたが、それでも15時間27分で完走しました。

恒例になりつつある?走行後のお風呂は、J女史が調べてくれたベルさくらの湯をチョイス。
ショッピングモールに併設された日帰り入浴施設ですが、800円と安いうえにお風呂はとっても立派で満足でした。
惜しむらくは、リラクゼーションルーム(仮眠部屋)がもう少し広ければなぁ。

2011年5月20日金曜日

ブルベの準備リスト

今週末に迫ったBRM514千葉400の準備用チェックリストを大公開~。
と先週やろとしたのですが、Bloggerの障害のためできませんでした。
というわけで今週のBRM521宇都宮300の準備用チェックリストを公開します。




…何もできてないやん…。

寝れるのかしら…。


チェックリストが埋まればリアルタイムで表も更新されるはず。

どたばた振りが分かってしまうかも…。

2011年5月19日木曜日

健康診断

健康診断を受けてきました。
体重は織り込み済みでしたが、体脂肪率は自宅で量るより遥かに多い数字に。
自宅の体重計はアスリートモードにしているのですが、本当にそれでいいのか…。
健康診断の数字を信じるとすれば、後5kgくらいは簡単に痩せられそうだけどなぁ。

健康診断が終わったあとは、その足で都内を徘徊してきました。
まずは原宿にあるKDDIデザイニングスタジオへ。
5月18日から夏の新機種が展示してあるということなので、G'zOne IS11CAとXperia acroを触ってきました。

気になったのは、Xperia acroのボタン配置。
GalaxySもG'zOneも左がメニューで右が戻るなのに、どうしてXperia acroは逆なんだ~?

お目当てのANT+対応は、やはりXperia acroは対応、G'zOneは非対応でした。
ショップのお姉さんに質問してみましたが、使っているチップなどの詳細はまだ分からないということでした。

お次は、御徒町に移動してODBOXとアサゾーでそれぞれお買い物。
ODBOXでは折りたたみの鋏とレスキューシートを購入しました。
アサゾーでは替えチューブとオイル。

そのままてくてくと秋葉原まで歩いて、デスクトップ用のメモリ1GBを2枚を購入しました。
古いパソコンだけあって、開発で使うとすぐにメモリー切れを起こしてしまうのです。
これで、メインマシンのメモリも当初の1GBとあわせて3GB。
Windowsではこれ以上積んでも認識してくれないので、これでもスペックに困るようなら、買い替えも検討しないといけませんね…(そんな金ないけど。

さて、帰ろうかと思ったところで、コミックZINが目に入ったので、ロングライダースを思わず買ってしまいました。
中身は結構お堅い文章本なのですね~。
ゆっくり読むことにします。

自宅:東葉高速線・東西線・銀座線
虎ノ門:徒歩
健康診断:徒歩
虎ノ門:銀座線
表参道:徒歩
KDDIデザイニングスタジオ:徒歩
明治神宮前:副都心線
東新宿:大江戸線
上野御徒町:徒歩
ODBOX:徒歩
アサゾー:徒歩
DOS/Vパラダイス(秋葉原):徒歩
コミックZIN:徒歩
秋葉原:日比谷線
茅場町:東西線・東葉高速線
自宅

次のポイントへの移動はほとんどGalaxyS頼りでした。GPS機能つきのネット端末を持ち歩くなんて凄い時代になったものです。

それにしても、よく歩いた1日でした。

G'zOne IS11CA

タフネススマートフォン、いいですね。
サイクルコンピュータを代替するのに充分なスペックだと思います。
防水だし、ブルベでもEdge705より安心して使えるかも知れません。

いくつか、問題点が。
1、ANT+に対応しているかが不明。

何度か紹介していますが、ANT+は心拍やケイデンス、スピードなどを2.4GHz帯の無線で混線なく送受信するためのプロトコル(通信規格)です。

同時期発売のXperia acroはANT+対応なのですが、G'zOne IS11CAは不明です。
じゃあ、Xperia acroを使えば?ということになるのですが、用途上、G'zOneの防水・防塵性能は非常に魅力的です。
ボトルキャップが思わぬところで外れ、GalaxySの上にこぼして不調を招いたことがあるので、なおさらです。

2、バッテリーの持続時間。

GalaxySは1500mAhの標準バッテリーでは半日くらいしか持ちません。
G'zOne IS11CAのカタログスペックは1460mAh。
スマートフォンはとにかく電池を食います。
ブルベで使うとして、電池から充電しながら使って持つかどうか…。
ハブダイナモで充電すれば大丈夫でしょうけど。

3、サイコンとして使うためのアプリケーション。
ルートが表示できる地図、と同時に速度、時間などが見れるアプリケーションを知りません。
PCで引いたルートを見るのはGPSiesでできますが、GPSのトラッキングができません。
GPSiesでGPSトラックの記録を選ぶと薦められるのが、OruxMapsというアプリケーションです。
心拍計の設定画面などもあるようですが…、地図画面に必要な情報が出せるかはこれから試してみないと分かりません。
まぁ、この辺りは必要なものは自分で作れ、という世界かもしれません。


最後に、G'zOne IS11CAは国際ローミングに対応しています。
パケット代も1日40000円までは天井1980円。それ以上に使っても上限が2980円。
フランスではブイグ回線が使えるようなので、エリアも問題ありません。
下手に向こうでプリペイドとか買うよりも、国際ローミング使った方が良さそうな値段ですね。
PBPに向けてまだまだ色々と検討事項がありそうです。

2011年5月18日水曜日

BRM514の装備

まずは自転車の全身像を。


これでもブルベ参加者の中では身軽な方ですが、ロードレーサーとは思えないごっつさですね(笑










今回の目玉はEdge705用の充電専用ケーブル。
このケーブルを使うことで乾電池式の充電器から充電が100%成功するようになればいいのですが。
充電器は、ツールボックスに入れて、前のボトルケージに。



充電するときには、蓋を開けて使いました。
充電器のマウント場所についてはこれから検討ですね。










Edge705のUSBポートに充電コードが接続されているのが分かるでしょうか?

結局、今回はPC接続と間違えるようなことは一切ありませんでした。

このコードを使えば、充電問題は解決です。

Edge705の上に鎮座ましましているのが、大容量バッテリーを装着したGalaxy Sです。

以前紹介したNITTOのマウントバーに、MINOURAのスマートフォンホルダを装着しています。

大容量バッテリーのせいで、スマートフォンホルダの爪がホールドにギリギリのため、念のため輪ゴムをつけています。


ライトはいつも通り、前輪のクイックネジをホルダタイプのものと交換し、そこにFenixL2Dを2灯ぶら下げています。

これで、充電器とライトが両者ともに単三電池を使用するため、効率的だし、ブルベの途中での調達も簡単です。







サドルバッグはORTLIEBの大。
今回は前回の教訓をふまえて、
インナー手袋、トゥーカバー、腹巻、レインコート、ウインドブレーカーを持参しました。

他の必須装備(チューブ・パンク修理キットetc)とともに全部このORTLIEBのバッグに収納していました。

ORTLIEBのサドルバッグはアタッチメントが同じため、普段使いとブルベ用が共用できるのがスマートです。

それにしてもこうやって見ると、サドルがボロボロだなぁ。
そろそろ交換しないといけませんね。

2011年5月17日火曜日

BRM514千葉400km(鴨川・犬吠)

震災の影響で、たった15日間しか受付期間のなかったブルベ。
そのせいか、エントリー数50名という千葉開催のブルベにしては珍しく少人数でした。
今回は、その中でも唯一の女性のエントリー者Jさんのアシスト役として出場してきました。

7時スタートの会場に集まったのは30名ちょっと。

本日のエースは、ここ最近自転車に乗れていない&400kmが初めて、ということで、ダントツの最下位を覚悟します。
それどころか、無理なようならDNFも視野に入れつつ、スタートしました。


千葉県というと、まっ平らなイメージがありますが、南房総の丘陵地帯は高さこそないものの、タフな登りがたくさんあります。

PC1~PC3の約100kmと、PC5~PC6までの70kmは山道区間、その他のStart~PC1、PC3~PC5、PC6~Goalは平坦とメリハリの効いたコースです。

そのメリハリがもろに出て、PC1までに稼いだ1:20のアドバンテージをPC3までで40分吐き出してしまいます。
九十九里区間でどのくらいタイムが稼げるかがキーになりますが、序盤の追い風も旭市まで。
陽が落ちると、 陸風の影響か向かい風になりました。

追い風では30km/h以上をキープできていたのですが、向かい風になったとたん時速は20km/h以下に。
この時はDNFを覚悟しました。

が、 何が転機になるのかは分からないもので、参加者の一人が抜いていくのにJさんが付き、自分がその後ろで抑えになる3人の列車になったとたんに、速度が24,5km/hに回復しました。
あれはいったい何だったのかな~。
帰りも、後ろに付かせるとどうも遅くなる傾向があったので、前を走らせると速度が回復することが何回もありました。

う~ん、サポートって難しい…。

ゴールまでの平坦区間では追い風も手伝って後ろからもっと早くと注文が飛ぶ始末です。
同じくらいのペースで走っていた他の参加者は全然付いて来ることができないスピードでも問題ありませんでした。

結局、仮眠は取れず、400kmを寝ずに26時間弱走りきり、何とか完走。

ゴール後は車で20分くらいの場所にある、ホテル三日月竜宮城という日帰り温泉に行き、
3時間ほど仮眠してから帰りました。

竜宮城は2625円とお高めですが、広大なお風呂があり、仮眠室も快適なので立ち寄る価値はあります。
500円割引券をもらったので、また行こうと思います。

と、まあ一応完走報告までに、概要レポートまで。
今回の装備のポイントや、反省点はまた別に書きたいと思います。

2011年5月14日土曜日

BRM514千葉400km(鴨川・犬吠)に行ってきます。

Bloggerの不具合で、昨日の投稿内容が消えてしまったようで、自分のバタバタぶりは残念ながら公表されませんでした(笑

これから、BRM514千葉400km(鴨川・犬吠)に向かいます。
サポート出場のため、ペースはゆるゆるの予定です。

現地入りしたら、Latitudeオンにします。
また、PC毎くらいのペースでツイートもしようと思っています。

それでは、行ってきます~。 

2011年5月12日木曜日

ANT+

今やサイコンや心拍計のスタンダードになりつつあり、最近では体重計やらヘルスケア分野まで進出しているANT+という無線通信規格があります。
Garminが採用しているので、自転車に乗っている皆さんには馴染みのある企画でしょう。

最近ではiPhoneでレシーバが発売されたりしているのですが、AndroidにもANT+は浸透してきています。

日本で手に入るAndroidスマートフォンで対応しているのはXperia arc
友人が買ったというので、さっそく試してもらいました。
GarminEdge705に付属していた心拍計をXperia arcで受信してみます。
ネット越しに試してもらったため画像はありませんが、MyTracksでペアリングして心拍が取れたようです。

Sony Ericssonでは、Xperia arcの他にも数機種(日本未発売)でANT+Sprotsに対応しているらしいです。
ただし、Xperia arc以外の機種ではファームウェアのアップデートが必要とのことです。

ん?

そもそもANT+は認可不要の2.4Ghz帯の無線規格です。
同じ周波数帯を使っているものとしては、WifiだのBluetoothだのがあります。
同じ周波数帯ということは、受信機も同じってことか?
WifiやBluetoothが受信できるAndroid端末なら、ファームウェアが対応すれば、対応できるのかしら?
もしかして、自分のGalaxySもいつかは?

と期待に胸を膨らませながら、詳しい友人に聞いてみたり、いろいろ調べてみたりしました。

なるほど、チューナーが対応していないと無理なのですね。
おそらくですが、Xperia arcなどの製品は、BluetoothもANT+も両方対応しているチューナーを搭載しているため、ANT+に対応することができるのです。

Xperia arcも恐らくそういうチューナーチップを搭載しているのだろうという推測しかできません。
GalaxySがどういうチューナーを搭載しているかも分かりません。
可能性はゼロではないですけどね。

一番期待しているのは、CASIOのG's one commando
日本未発売ですが、耐久性から見ても、これならサイコンに使えてしまいます。
というか、Edge705要らない…。


docomoあたりから、夏に出ないかなぁと注目しているのです。
そういえば、来週水曜日にdocomoは夏モデルの発表らしいですね。

2011年5月10日火曜日

自転車の装備のこととか

ブルベから帰ってさっそく注文した充電専用のケーブルが届きました。
100円ショップのものでいいらしいのですが、他のものを注文したついでにAmazonで買ってしまいました。
プラネックス製品だからきっと信頼度も高いに違いないのです。(ウソです)

何回か試してみた感触は良好です。
データ通信モードになるようなこともありません。
今週末400kmに実戦投入してみます。

もうひとつの装備のことは、ちょっと前に買ったZoffのスポーツ用メガネです。

つけ心地はいいですし、普通に使っている時には問題ないのですが、弱点がひとつありました。
下りで風を巻き込みます。
風が入って来るのを感じるというわけではないのですが、下っていると涙がボロボロ出てきます。
おそらく巻き込んだ風のせいだと思うのですが…。

スポーツ用メガネなので、人間が50km/hとかで走行することを考えたデザインではないのですかねぇ。
コンタクト+CYNIUMのときはこんな事はなかったのですが。
コンタクトをしているお陰もあるのかな?

まあ、まだ慣れなどもあると思うので、今週末もZoffで行ってきます。

2011年5月9日月曜日

ブルベ参加予定 (追加)

ブルベの予定が追加になったので、再掲です。

5/14 BRM514千葉400km(鴨川・犬吠)
5/21 BRM409 BRM521宇都宮300km
5/28 BRM423千葉600km(銚子)
6/4  BRM604宇都宮600km
7/16 BRM716宇都宮200km塩原【山岳】
7/17 BRM717宇都宮200kmロマンチック片道【山岳】[3 to 1]
7/18 BRM718宇都宮200km草津発上毛片道【山岳】[赤城はるな]

宇都宮3連戦も正式に申し込みしました。
見てのとおり、 5/14~6/4まで4週連続のブルベ三昧です。

連戦を前に本日自転車をドック入りさせました。
この間、立ちゴケで傷つけたシートステーも大丈夫でしょうとのことでひと安心です。
ブレーキシューも半分くらいだけど、どうせ雨でも乗るんだろうから、交換しますねと。
…分かってらっしゃる。

体持つのかしら…。

2011年5月7日土曜日

真似してはいけません。

ゴールデンウィークの、5/3にLEGONの仲間と走りに行ってきました。
その帰りのことです。
左足のクリートがうまくはまりません。


交換時期をとっくに過ぎているのは重々承知していたのですが…。


クリートがなくなってますがな…。














右足のクリートはまだ大丈夫です。
信号待ちなどで左足のクリートを外して着地するため、どうしても左足のクリートが早く減ってしまうのです。















新品のクリートに交換しました。
右足も充分削れてますね。


ものぐさのなせる業…みなさまは真似せぬよう…。













それにしても、3年使ってきたパールイズミのオクタンSLもだいぶ傷みが激しくなってきました。
気付かぬうちに、左足のつま先が取れてました。















つま先部分が削れて革もだいぶ擦れてます。
そろそろ限界が近いようです。

BONTのVayporが欲しいなぁなんて思う今日この頃ですが、ちょっと手が出ないなぁ。
PBP前には新しい靴が必要になりそうな感じなんですけどね。

悩みます。

BRM326千葉400km(市原)4/29開催の反省

今回のブルベの反省点と対策をば。

1.千葉の山中をなめていました。
思い返せば、2009年の600km、6月開催のブルベでも寒い思いをしたのだから、4月開催のブルベの夜が暖かいわけがないのです。最低限のウインドブレーカーくらいは携行するようにしましょう。
次回は、ウインドブレーカーに加えて、トゥーカバー と腹巻を持って行こうと思います。

2.電子機器、GarminEdge705とGalaxySの充電に難渋しました。特に、GarminEdge705は同じ充電装置を使っても充電しながら使い続けられるか、PC接続とみなされて充電しながら使えないか分かりません。充電専用のケーブルならもしかすると現象が改善するかも知れませんので、試してみます。

3.クリートは必ず左足を外しましょう。右側に料金箱があって、右側に体を傾けた方がお金を入れやすいからと言って、慣れない右足のクリートを外すのはいただけません。

まあ、こんなものですかね…。
欲を言えば夜通し走るのはやめて、どこかで仮眠を取りたかったところですが、この辺りは走力との兼ね合いなので、仕方ない場合もあります。

走行に関しては今回は、危ないとこもなかったので、及第点でしょう。

2011年5月5日木曜日

BRM326千葉400km(市原)4/29開催

4/29~4/30のことになりますが、久々のブルベを走ってきました。

コースは、いつもの袖ヶ浦海浜公園から南下し、千葉の南端をまわって鴨川から千葉の山の中を抜けて市原まで行って帰ってくる往復コース。
鴨川から市原までがアップダウンが激しいコース中の難所です。
千葉のブルベではいつものことですが、風向きも大きなポイントです。

あまり緊張感なく、いつも通りにいつもの袖ヶ浦海浜公園へ行き、出走手続きを済ませました。
LEGONの知り合いが2人出場しているため、この2人と走ることに。

12時ちょうどのスタートで、快調に南下します。
この日の日中は暑いくらいの陽気でした。
自分は、メダリストの長袖アンダー、レッグカバーに千葉ジャージ上下と初夏向けの服装でした。


南房総は新緑が美しい季節になっていました。









山道に入ってお店も少なくなる前の鴨川で、ラーメンで腹ごしらえしました。ラーメン屋を出てライトを点け、鴨川有料の登りへ。

鴨川有料を上りきると少し下って、料金所があります。
軽車両は20円を料金箱に入れるのですが、料金を入れようと止まろうとしたところ、クリートが外れず転倒してしまいました。
料金箱が右側にあるため、いつもとは違う右足のクリートを外そうとしたのが間違いでした。
後でチェックしてみたところ、シートステーを擦ってしまったらしく、傷になっていました。
ショック…。

PC3は片倉ダムのほとりにあるミニストップ。登りで2人とはぐれたために、コンビニで到着を待ちますが、寒い…。
思ったより冷え込みます。
雲も少ない好天だったので、放射冷却で冷え込んだようです。
防寒装備は、万一のためのレインコートのみ。
千葉の山奥をなめてました。


折り返しのPC4で止まると体が冷え、震えるくらいです。
養老渓谷あたりでは、つま先が寒さで痺れ、シューズカバーを持って来なかったことを本当に後悔しました。






三石山を登ると、PC5(行きはPC3)までは下りです。
登りきったところで後続を待とうかとも思いましたが、体が冷えるとやっかいなので、PC5で待つことにしました。
PCがミニストップなので、パスタを飲食スペースで食べ、しばし仮眠。ここからは眠気との戦いです。

鴨川有料を下ったら、マックで仮眠を計画していましたが、風が強くなるまでに平坦区間を抜けてしまおうということで、休憩なしで野島崎を目指します。
幸い日が昇ってもしばらくは風も穏やかで、いいペースでPC6の白浜滝口に着くことができました。

この頃には、日差しもきつくなり、また暑いくらいの陽気です。

いつものブルベではここからは県道88号線で館山に抜けるのですが、今回は安房グリーンラインを走ります。
新緑の綺麗な尾根越えの道を走っていると、睡魔が…。

後続は登りで千切れているので、更にスピードアップして時間をかせぎ、十字路の手前で道端にごろり。
ヘルメットを日除けにして、うとうとと仮眠しました。
これがまた気持ち良いこと。



仮眠して元気を取り戻し、横根峠、鹿野山をクリアして、後は平坦…なのですが、鹿野山あたりから凄い風が吹きはじめます。

幸い、北に向かう我々には追い風の南風でしたが、あの風が鴨川~野島崎区間で吹かなくて良かったです。



結局3人そろって25:20でゴール。
まともな仮眠なしでこれだけの時間連続走行したのは2009年の千葉600以来じゃないでしょうか。
2009年の千葉600では結局その後体調を崩してしまい、次の1000で苦しみました。
しかし、今回の400では特に疲労以外の影響はなし。
こういう過酷なブルベにも徐々に慣れてきたのですかね…。