2011年9月6日火曜日

PBP参戦記 etape2

etape1 モルターニュ・オー・ペルシュ~ヴィレンヌ・ラ・ジュエル(81.1km) トータル:221km



PBPにはこれまで使ってきたブルベ用の機材に一部変更を加えました。
これまでは、ライト・充電器はすべて単三電池でまかなっていたのですが、
去年、一昨年と2回1000kmを経験して、600km以上のディスタンスでは、使い切った乾電池の処理が課題になっていました。

PBPでは単三電池が簡単に手に入らないかも、という懸念もあり、直前にハブダイナモホイールを導入。
ハブダイナモから給電するLEDライトをメインに、これまでメインで活躍してきたFenix L2Dをサブにしました。

Edge705や最近ブルベで使っているAndroidスマートフォンへの給電は、ハブダイナモからの線を分岐させてReeChargeという製品から行いました。


たまたまライト周りが写っている写真ですが…。
真ん中の黒い台座はスマートフォンのマウンタです。
下というか、左側がハブダイナモ用のライトです。
NITTOのランプホルダ2にスマートフォンのマウンタをつけているのですが、そのランプホルダのネジ止め部分にハブダイナモライトのマウンタをかませて一緒に締めて使用しています。





ブルベで使用するのはPBPが初めて。
事前に房総で200kmほど試しただけだったので、今回一番不安のある装備でした。

いきなり本格的なナイトライドになってしまいましたが、ライトは問題なし。
しかし、ライトをつけながらのスマートフォンへの給電が電力不足のため思ったようにいかない問題が発生しました。
リアルタイムに位置を通知するGoogleLatitudeサービスで知り合いに位置を発信しながら走行しようと思っていたのですが、スマートフォンへの給電は早々に諦めました。

言うまでもなく、ライト>Edge705>スマートフォンです。

モルターニュ・オー・ペルシュを出てナイトライドの間、特に機材に不調は見えず、快適に走行します。
休憩所を出た直後こそ下りで寒かったですが、走っていれば平地がなく、丘陵地帯ばかりのコースのこと、体はすぐに温まりました。
記録を見ると200kmのタイムは8:41、なかなかのスピードだったようです。
信号がないこと、集団が多く風の影響が少ないことがスピードの要因でしょう。

街灯さえない暗い森林や丘陵地帯を抜けると、時折丘の上にほの明るい集落が現れ、通過します。
さすがに深夜の時間帯には街にも人影もなく、ランドナーだけが大群で町々を通過していきます。

ヴィレンヌ・ラ・ジュエルの街に入ると、早朝というのに開いているカフェもありました。
カフェに立ち寄っているランドナーもいました。
ちょっと走ると、今度は商店が開いています。

これ幸いと立ち寄り、サンドイッチ、水、コーラを買って、PC前に補給を済ませました。
予想通り、PCは混雑していましたが、スタンプだけ貰ってさっさとリスタート。
ここまで走ってようやくPC1、でもだいぶ混雑から抜け出て始めているようで、次のPCでは食事くらいできるかな?と甘い期待を抱きつつ、まだまだ暗い夜道へと漕ぎ出しました。

(つづく)

2 件のコメント:

  1. もう知っているかもしれませんが、予備バッテリーこんなのもありますよ。重すぎるでしょうか。
    http://www.act2.com/hyperjuice/

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  2. 大容量のはやっぱり重いですからね~。
    理想は前後ハブダイナモかしら?と思う今日この頃。
    ブルベに特化したスペシャルバイクに妄想を膨らませています。

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