etape8 ブレスト~カルエクス(84.8km) トータル:703km
ブレストのコントロールを出ると、街中の複雑な道を走ります。
連続するロータリーや、どれを見ていいやら分からない信号、あげくの果てに街中は坂だらけ…。
そうこうしているうちに、道幅もあまり広くない登りで、後ろにバスがついてしまいました。
20km/h弱で登る後ろをバスもゆっくりついてきます。
バスの運ちゃんイライラしているだろうなぁ、なんて思いながら走っていると、目の前に×マークが。
国内のブルベではあり得ないのですが、PBPではルート上にコース指示の矢印看板がずっとあります。
写真は復路のパリ行きのもの。
往路のブレストは背景が黄色でした。
そして、ミスコースしやすそうなところには、×マークの看板が置いてあります。
あれ?コースは?と思ってきょろきょろしていると、後ろのバスがプップッ!とクラクションを鳴らしました。
あああ、ごめんなさいね、でも道が分からんのよ、と思ってバスの運ちゃんを振り返ると、バスの運ちゃんが左折方向を指差しています。
そちらを向くと、オレンジ色の看板が。
片手でありがとうと合図して、コースに復帰、事なきを得ました。
ブレストの街中はなかなかに複雑で、この後もGPSデータとコース指示の看板が食い違っていたりして、イギリス人らしき参加者と、看板があるからこっちだよね、とか言い合いながら何とか街中を抜けました。
街を出ると相変わらずの田園風景が広がります。
カルエクスまで戻るには、越えて来た山を登り返さないといけませんが、ブレスト側からの登りはさして苦労することもなくクリア。
事前の難易度計算ではこの区間が一番の難所かと思われましたが、逆にスピードも上がって、いいペースでカルエクスまで戻って来ることができました。
朝方にはしょぼついていた天気も曇天ながら何とか持ち直し、自転車で走るにはちょうど良い感じでした。
この日はできればタンテニアックくらいまで帰りたいところ、余り時間もかけずコントロールを出て、次のコントロールのルデアックを目指します。
(つづく)
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