etape3 ヴィレンヌ・ラ・ジュエル~フージェール(88.9km) トータル:310km
前回、200km時点の記録が8:41と書きましたが、よくよく見てみると出走サインをしたときにスタートボタンを押したらしく、スタートまで32分を費やしていました。
なので、200kmのタイムは8:09、大きなストップが1回だけとは言え、かなりのペースです。
いいペースで走っているおかげ?でこの区間も夜間走行でした。
段々と集団もばらけ、前後に人影が絶えることはありませんが、もう大きな集団は形成されません。
2,3人の気の合う仲間と走っている集団も夜明け前の疲れの溜まる時間帯だからか黙々と走っていました。
次のPC、フージェールの手前で夜が明けます。
昨日の暑さとは打って変わって、どんよりとした曇り空。
気温もそんなに高くなく、景色を楽しむにはあまり天気が良くないですが、自転車で走るには快適です。
夜明け前に、少しフロントライトの振動が気になり始めました。
真っ暗な間は、特に気にならなかったのに、下りの荒れた路面でライトが揺れるなぁ、なんてぼんやり思っていました。
写真を見ても分かるとおり、自分のライトは路面を四角く照射してくれます。
が、この四角が小刻みに揺れるのです。
この時にはこれが後で起こるトラブルの予兆だとは思いもしませんでした。
コントロールのフージェールまであとひと息というところで、道端の民家で
「カフェ?」
と声をかけられます。
フージェールまであと少しだったので、停まる気はなかったのですが、明け方で多少眠気もあり、コーヒーの魅力に抗えずにストップ。
自転車に跨ったまま、コーヒーをいただきます。
徹夜明けのコーヒーの美味しいこと…。
ほっとひと息ついていると、おかみさんが紙皿に載せたケーキをすすめてくれました。
ええ、陥落です(笑
自転車から降り、椅子に座ってお手製のパウンドケーキをいただきながら、コーヒーをすすります。
ああ、幸せじゃ。
おかみさんが、アルバムらしきものを持ってきて、見てね、と勧めます。
アルバムの表紙には1948~と書いてありました。
アルバムをぱらぱらめくって見ていると、今度は住所を書いた紙を渡されます。
「○△■※」
何を言っているやらさっぱり…。
アルバムには、いろんな絵葉書やら写真が貼り付けてあります。
ああ、なるほど、絵葉書くらい送って寄こせということか。
と、合点。(まだ書いてないや…)
立ち寄ったライダーの寄せ書きノートもあったので、汚い日本語でお礼を書いて、再スタートしました。
ほどなくフージェールに到着。
人は沢山いますが、さっきまでのように食堂が大渋滞しているわけでもありません。
が、さっきケーキを食べたので、ここではがっつり食べず、ハムサンドイッチを買って体育館に設営された食堂で食べました。
このハムサンドイッチ、どこのコントロールでも売っていて、ひとつ2ユーロちょっと。
(250円くらいかな)
たいがいの人はフージェールではもう食べ飽きた食事のようでしたが、自分としては久々に食べたまともな?食事でした。
ハムサンドイッチ、美味しかったけどなぁ…。
ほとんどの参加者にはええ!?と言われると思いますが、自分の口には合いました。
ここでAJジャージから、LEGONで仲良くしてくれている、関西のコミュニティジャージに着替え、フージェールを出たのでした。
(つづく)
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